■「共同住宅」は、女性が被害に遭う割合の高い場所だった!?
ここにひとり暮らしの女性にとっては、かなりショッキングなデータがあります。この図表1は、罪種別・場所別被害発生件数で、女性が「強盗」の被害に遭った場所・件数をまとめたもの。データでは、アパートやマンションなどの共同住宅の方が、一戸建てより発生割合が高いのがわかります。また暴行、傷害などの犯罪も、共同住宅の方が発生率が高くなっています。(図表 2)つまり、楽しいはずのひとり暮らしは、女性の場合、犯罪が忍び入りやすい環境と言えるでしょう。
■ちょっとした工夫や努力で、犯罪を遠ざけられる!
女性のひとり暮らしの防犯対策は、日常の暮らし方にかかっています。未然に防ぐ工夫や努力をしていると被害に遭いにくく、万が一の時に差が出ます。決して後悔しないために、日頃から防犯対策をしっかりしましょう。 日常生活の中で実行しやすい防犯対策の実例を紹介します。
- ドアの鍵:鍵は強固なものをつけ、1ドア2ロックが基本。出かける時には施錠を忘れないこと。たとえごみ出しなどのわずかな時間でも鍵をかけること。また家に入ったらすぐ鍵をかけましょう。オートロック式マンションでも油断しないで。
- 窓の鍵:空き巣などの侵入盗は窓から侵入してくるケースが多数ですので、外出時は全ての窓に施錠すること。夏などに暑いからといって窓を開け放したまま寝るのは絶対にやめましょう。また、高層階に住んでいる女性は、窓の施錠に無頓着になりがちですので、油断は禁物です。
- 部屋への出入り:鍵を開ける前に、まず周りを良く確認すること。一旦ブザーを鳴らしてから鍵を開ける、「ただいま!」と言いながら家に入るという方法で、家族がいるかもしれないことをアピールしましょう。また普段から近所付き合いをして、いざという時助けを求められるようにしておきましょう。
- 押し入り:必ずドアスコープで確認し、相手の身分と用件がはっきりするまで、チェーンを開けないこと。「誰からの荷物なのか」「何の検査なのか」等をきちんと確認し、心配な場合は荷物を玄関前に置いて行ってもらう、検査を担当する会社に確認の電話を入れる、などしてからドアを開けましょう。
- 表札:とにかく女性のひとり暮らしだと悟られないようにすること。苗字だけにする、または男性の名前の併記が有効です。女性らしい文字やデザインにしないこと。
- ゴミ出し:物色されないよう、収集直前にゴミを出すこと。女性だとわかるゴミは、ゴミ袋の外から見えないようにカバーしましょう。また個人名や電話番号など、個人情報がわかるものはシュレッダーで断裁しましょう。入居先を選ぶ時には、ごみ置き場の管理のしっかりしたところを選ぶこと。
- 部屋の中:特に新居に引っ越す場合などは、盗聴器などが仕掛けれていないか心配です。最近特に多い犯罪なので、早めの調査をオススメいたします。結果はその日のうち分かります。
詳しくは、盗聴器・盗撮器発見をご覧ください。
■少しでも不安な方、巻き込まれてしまった方は早急にご相談ください!
いつでも誰でも被害に遭う可能性がある、ひとり暮らしの女性を狙った犯罪。だからこそ、普段からの安全への備えが必要なのです。でも、もし万が一、危機や犯罪などトラブルに巻き込まれてしまった場合は、早急にご連絡ください。
弊社では、鍵の交換・防犯カメラ等の設置も行っておりますので、お気軽にご相談ください。